「荷物を送りたいけど、送り状だけ先にもらっておきたい…」
そんなとき、便利なのがコンビニでの送り状受け取りサービス。
けれど実際には、「コンビニで送り状だけもらえるの？」「ファミマ・セブン・ローソンで違いはあるの？」「何か言い方に気をつけるべき？」といった疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「コンビニ 送り状だけもらう」という検索ニーズに完全対応し、ファミマ・ローソン・セブンそれぞれの店舗で送り状だけを入手するテクニックや注意点を徹底解説します。
さらに、送り状の種類別の選び方、店員へのスマートな聞き方、在庫切れ・着払い時の落とし穴、スマホアプリを活用した時短術なども網羅。
「余計なトラブルを避けて、スマートに送り状だけを受け取りたい」という方は、この記事を読めばすべて解決できます！
コンビニで「送り状だけ」をもらえる理由と基本ルール
ヤマト・ゆうパックの送り状が無料で入手できる仕組み
「送り状だけもらってもいいの？」と不安に思う方も多いですが、実はヤマト運輸や日本郵便（ゆうパック）の送り状は基本的に無料で配布されています。
これは、配送サービスの利用促進を目的としており、ユーザーが事前に準備して持ち込みできるようにするためのものです。
とくにコンビニでは、スタッフの業務効率化を考慮し、「送り状を自宅で記入してから持ち込む」流れが推奨されています。
そのため、「送り状だけ欲しい」と店頭で申し出ることはマナー違反ではなく、正式に認められた利用方法です。
宅急便（ヤマト）、宅急便コンパクト、ゆうパック、着払い用などの各種送り状がコンビニにも設置されています。
ただし、コンビニによって在庫状況や扱っている配送会社が異なるため、目的の送り状が常にあるとは限りません。
その点を踏まえて、事前にどのコンビニでどの伝票が扱われているか確認しておくとスムーズです。
追加料金なし／在庫状況に応じて配布される理由
送り状はあくまで「発送手続きの一部」として無料提供されているため、受け取るだけでは料金は発生しません。
ただし、無制限に持ち帰る行為や、必要以上に取りすぎることはマナー違反とされ、在庫管理の都合上、断られるケースもあります。
ヤマト運輸やゆうパック側も、1人で10枚以上などの大量取得には注意喚起をしており、必要な分だけもらうのが基本マナーです。
また、一部のコンビニでは店員を通さないと伝票をもらえない仕組み（バックヤード保管）となっている場合もあります。
したがって、店舗で「送り状だけをください」と申し出る際には、必要枚数を明確に伝えるとスムーズです。
丁寧に依頼すれば、快く対応してくれるケースがほとんどです。
「送り状だけ」が役に立つ場面とは？持ち帰り記入・事前準備
「送り状だけもらう」メリットは多く、特に以下のようなシーンで重宝されます。
自宅でゆっくり正確に宛名を書きたいとき
着払い・元払いの区別を確認しながら準備したいとき
複数の荷物をまとめて発送したいとき
荷物の大きさに応じて使用する伝票を事前に選びたいとき
こうしたケースでは、事前に送り状をもらって記入しておけば、コンビニでの滞在時間が大幅に短縮されるうえ、記入ミスやトラブルも防げます。
また、LINEで送り状番号を送信する場合なども、番号控えを先に取っておけるのは大きな利点です。
【ファミリーマート】でヤマト送り状だけゲットする方法
店舗内どこに置いてある？伝票コーナー＆店員への聞き方
ファミリーマートでは、ヤマト運輸（宅急便）の送り状が設置されています。
多くの店舗では、レジカウンター脇やコピー機周辺の宅配便受付コーナーに設置されたラックに、元払い・着払い・宅急便コンパクト用の伝票が置かれています。
ただし、店舗によっては盗難・乱用防止のためにバックヤードに保管している場合もあります。
その場合は、「ヤマトの送り状だけいただけますか？」と店員に声をかければ、すぐに用意してもらえることがほとんどです。
特に混雑していない時間帯を狙えば、スムーズに対応してもらえます。
なお、送り状を入手するだけでの来店も問題ありませんが、「送り状だけもらいに来ました」と一言添えると、店舗側も安心して対応してくれます。
対応する送り状の種類（元払い・着払い・宅急便コンパクト）
ファミマでは、主に以下の3種類のヤマト送り状を取り扱っています：
宅急便（元払い）送り状
宅急便（着払い）送り状
宅急便コンパクト用送り状
これらはすべて無料で提供されています。
用途に応じて使い分けましょう。
たとえば、フリマアプリで販売した商品を「購入者負担（着払い）」で送る場合は、着払い伝票を、ギフトなどで送料を自分が払うなら元払い伝票を選択します。
また、宅急便コンパクト専用の送り状は、専用BOXとセットでしか使えないため注意が必要です。
BOXもファミマで購入可能（70円程度）なので、送り状だけ先に確保しておくと、荷造りの目安にもなります。
事前記入→持ち込み発送の手順と使えるチップ
送り状を持ち帰って記入したあとは、荷物に貼ってファミマへ再度持ち込みましょう。
その際、以下の手順を意識するとスムーズです：
自宅で荷物のサイズと重量を確認（ヤマトの料金表はWebで確認可能）
送り状に記入後、荷物にしっかり貼り付け
ファミマのレジへ直接持ち込み、「発送お願いします」と依頼
店員が伝票を回収し、控えとレシートを受け取る
また、住所を何度も書くのが面倒な人は、事前に「宛名シール」や「名刺サイズの紙に印刷したもの」を用意して、伝票に貼り付けると効率的です。
名前や電話番号の書き間違いも防げて、発送ミスのリスクも下げられます。
【セブンイレブン】で送り状だけもらう具体手順
マルチコピー機から伝票を発券する手順解説
セブンイレブンでは、紙の伝票が店舗に常備されていないケースが多く、代わりに「マルチコピー機」で送り状（発送用レシート）を発行する仕組みが主流です。
これは「ヤマト運輸」と「フリマアプリ（メルカリ・ラクマなど）」との連携によって可能になっており、特にスマホアプリを利用する人向けに最適化されています。
手順は以下の通りです：
スマホで配送情報を事前に入力（例：ヤマトの「宅急便をスマホで送る」機能や、メルカリの出品ページ）
発行されたQRコードをスマホで表示
セブン店内のマルチコピー機で「宅配便発送受付」→「QRコード読み取り」
発送情報が表示されたら、受付レシートが発行される
そのレシートと荷物をレジに持って行くと、店員が専用送り状を貼ってくれる
つまり、セブンでは「手書きの送り状を自分で書いて貼る」というよりも、「アプリから事前登録→機械で出力→レジで手続き」が基本スタイルです。
印字済レシートと伝票の仕組み違い＆切り替え方法
セブンイレブンでは、先述のマルチコピー機を利用することで、印字済みレシート＝送り状データが生成され、それをレジで提出するだけで発送手続きが完了します。
つまり、紙の手書き伝票がなくても、発送は問題なく行えるというわけです。
ただし、「手書きで送り状を記入したい」場合や「スマホが使えない」場合には注意が必要です。
セブンイレブンでは、ヤマトの手書き送り状の在庫を置いていない店舗も多く、基本的にはスマホやコピー機経由での発券が前提とされています。
この場合は、ヤマト運輸の営業所やファミマに行けば手書き伝票をもらえるため、「手書きしたいか」「アプリ操作できるか」で選ぶべき店舗が変わると考えるとよいでしょう。
事前アプリ連携やQRコード活用でよりスムーズに
セブンでの送り状取得・発送を効率化するなら、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」アプリや、メルカリ・ラクマなどのフリマアプリと連携しておくのが鉄則です。
たとえばクロネコメンバーズでは、送り主・送り先の住所をあらかじめ登録しておけるため、毎回の入力が不要。
発送ごとにQRコードを表示するだけで済みます。
アプリからは送料の事前決済も可能で、レジでは「荷物を渡すだけ」になるため、所要時間は1分以下。
また、事前登録しておけば、セブンのマルチコピー機での操作も最小限になり、混雑時でも焦らずスムーズに対応できます。
【ローソン】では「ゆうパック送り状」が出せるけど注意点あり
ローソン店舗で手に入るゆうパック送り状とは？
ローソンは、日本郵便（ゆうパック）と提携しているコンビニのため、基本的にヤマト運輸の送り状は取り扱っていません。
その代わりに、ゆうパックの手書き伝票（元払い・着払い）や「スマホゆうパック」の発行手続きに対応しています。
手書きの送り状は、レジ横や宅配便受付スペースに設置されていることが多いですが、置いていない店舗もあり、その場合は店員に「ゆうパックの送り状だけいただけますか？」と声をかけましょう。
控えめに頼めば快く対応してもらえることがほとんどです。
用意されている送り状の種類は以下の通り：
ゆうパック（元払い）
ゆうパック（着払い）
チルドゆうパック（保冷便）など一部対応
フリマアプリとの連携も可能で、「スマリ（SMARI）」「ゆうパケットポスト」など、特殊サービスにも対応した設備があるローソンも増えています。
ヤマトの送り状は基本置いていない？代替処理の方法
ローソンでは原則としてヤマト運輸の送り状や宅急便の発送は取り扱っておらず、店頭でヤマトの送り状をもらうことはできません。
ヤマト便を使いたい場合は、ファミリーマートまたはセブンイレブン（アプリ連携）を選ぶようにしましょう。
もしもローソンでヤマト便を送りたい場合の代替策としては、次のような方法があります：
近くのヤマト直営営業所へ行って直接伝票をもらう
クロネコメンバーズのアプリから送り状データを作成し、別のコンビニでQRコード発行
ファミマなどヤマト対応の他コンビニで伝票をもらうだけにして、自宅で準備→ローソンではゆうパックを使う
つまり、「送り状だけもらう」という目的において、ローソンは日本郵便（ゆうパック）専用の発送拠点と考えるのが適切です。
Famiポートではなく店員から入手したい時の聞き方
ローソンにはかつて「Loppi」というマルチ端末が設置されていましたが、宅配便の送り状を自分で発行する機能はありません。
そのため、ゆうパックの送り状が必要な場合は、必ず店員に声をかけてください。
ここでのポイントは、「◯枚ください」や「着払いか元払いか」を事前に明確にしておくこと。
たとえば以下のような聞き方がスムーズです：
「ゆうパックの送り状（元払い）を1枚いただけますか？」
「着払いの伝票って今ありますか？」
また、店舗によっては在庫が少ない場合があるため、混雑時間帯を避ける／複数枚欲しいときは遠慮がちにお願いすることもマナーとして大切です。
送り状だけでもらうときの共通注意点＆NG行動5つ
在庫切れの可能性／伝票の種類確認を怠らない
送り状は原則無料で提供されていますが、すべての店舗にすべての種類の送り状が常に揃っているわけではありません。
そのため、「送り状だけもらいに行ったのに無かった…」という事態を防ぐには、あらかじめ在庫の有無と伝票の種類を確認しておくことが重要です。
例えば、ヤマトの「宅急便コンパクト」用伝票は普通の宅急便とは別物で、専用BOXとセットで使う必要があります。
また、着払いと元払いも色分けされており、間違えて使うと発送時にトラブルになる可能性があります。
伝票の端にある「元払」「着払」「コンパクト」などの表示を確認し、自分が使う配送方法に合った伝票を選ぶようにしましょう。
着払い伝票の取り扱い制限（コンビニ別ルール）
着払い伝票は、個人でも利用可能ですが、コンビニによっては在庫が少なく、店頭に並べていないことが多いです。
特にローソンでは、着払いのゆうパック伝票を希望する場合、事前に店員に確認する必要があります。
さらに、メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、着払いは基本的に非推奨または禁止されていることもあるため、フリマ出品に使う予定なら元払い伝票を選ぶのが安全です。
着払いを選ぶ際は、受取人と合意があるかどうかも要確認。
勝手に着払いにしてトラブルになるケースもあるため、SNS通販などで送り状を使う場合は注意しましょう。
手書き別途スペースがない店もあるので事前確認を
送り状をもらった後、「その場で記入しよう」と思っても、書くスペースがない店舗も多いのが現実です。
特に都市部の小型店舗や、レジが混雑する時間帯には、カウンターでの長時間の作業が迷惑になることも。
そうした場合に備えて、以下のような準備をしておくとスムーズです：
自宅で記入する前提で持ち帰る
ペン・メモ帳を携帯しておく
混雑を避けた時間帯に訪問する
また、最近はスマホで入力→QR発行→伝票発行というデジタル化の流れもあるため、紙の手書きにこだわらないことも大切です。
送り状だけ活用する＋αの時短テクニック
スマホで事前に送り先入力＆QR発券で待ち時間短縮
近年、宅配業者のシステムは大幅にデジタル化が進んでおり、「送り状を手書きする」時代は徐々に終わりを迎えています。
ヤマト運輸や日本郵便では、スマホで送り先情報を入力してQRコードを発行し、コンビニ端末やレジで簡単に発送できる仕組みを提供しています。
例えば、ヤマトの「クロネコメンバーズ」アプリを使えば、宛名・品名・支払い方法などをあらかじめ登録でき、店舗ではQRコードを提示するだけ。
セブンイレブンならマルチコピー機、ファミマならレジに直接提示して、送り状をその場で印刷→発送が可能になります。
この方法を使えば、コンビニで長時間伝票に記入したり、書き間違えてやり直したりする手間が激減。
スマホで完結する＝時短＆ミス防止のダブル効果が得られるのです。
宅急便スマホで送る（ヤマトクロネコメンバーズ）との併用メリット
「送り状だけ」を使うよりさらに効率的なのが、ヤマトの「宅急便をスマホで送る」機能を使う方法です。
これはクロネコメンバーズ限定のサービスで、以下のような利点があります：
送り状の事前入力＆QR発行が無料で可能
集荷依頼もスマホから予約できる
履歴管理や伝票再利用が簡単
住所の間違いをアプリが自動チェックしてくれる
この機能を使えば、コンビニへは荷物とスマホ1台を持って行くだけ。
レジに並んで「このQRで発送お願いします」と伝えるだけで完了します。
店員も慣れているため、やり取りもスムーズです。
「送り状をわざわざもらいに行くのが面倒」「手書きが苦手」「荷物が複数あって混乱しそう」という人ほど、スマホ連携の活用を強くおすすめします。
「コンビニに行く前」の事前準備チェックリスト
最後に、「送り状だけ受け取りたい」「すぐに発送したい」どちらのパターンにも使える時短チェックリストを紹介します。
これを実行しておくだけで、コンビニでの滞在時間が大幅に短縮されます。
□ 宛先・住所・電話番号を事前にメモ or スマホに保存
□ 配送方法（元払 or 着払）を決めておく
□ 発送サイズに合った梱包材を用意済みか
□ 荷物の中身と品名を把握しているか
□ フリマアプリ利用ならQRコードを用意済みか
これらを押さえておくだけで、送り状の準備・記入・発送が一気にスムーズになります。
「送り状だけもらいに行く」より、「送り状をもらってどう活用するか」が大切な時代です。
記事まとめ
本記事では、「コンビニで送り状だけをもらう」方法を、ファミリーマート・セブンイレブン・ローソンごとに詳しく解説しました。
それぞれの対応内容と注意点は以下の通りです：
ファミマ：ヤマトの元払い・着払い・宅急便コンパクトの伝票が店舗設置 or 店員対応で入手可能
セブン：手書き伝票は基本非設置。スマホでQR発行→マルチコピー機からレシート出力方式
ローソン：ヤマトは非対応。ゆうパックの手書き伝票は店舗によって設置 or 店員に依頼
また、「送り状だけ」をもらう際のマナーや伝票種類の違い、着払い時の制限やアプリ活用による時短テクニックも合わせて紹介しました。
送り状を事前に準備することで、混雑するコンビニでもスムーズに発送でき、ストレスなく荷物を送れるようになります。
さらに、スマホアプリと組み合わせれば、送り状を物理的にもらう手間すら省略できる時代です。
ぜひ本記事を参考にして、自分に合ったスタイルで賢く送り状を活用してみてください。
