「サイドミラーが壊れてしまったけれど、どこで修理できる?」
「オートバックスって対応してくれるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
車の運転に欠かせないサイドミラーは、ちょっとした接触でも破損しやすく、放置しておくと安全運転に支障が出る大切なパーツです。
本記事では、「オートバックスでサイドミラー修理は可能か?」という疑問に答えるべく、修理対応の可否から費用・時間・注意点まで、徹底的に解説していきます。
オートバックスの対応範囲や修理価格の目安、他店との比較ポイント、さらには保険の適用可否やDIYの是非まで、あらゆる視点から情報を網羅。
この記事を読めば、修理の不安が解消され、最適な対処法が見えてくるはずです。
オートバックスでサイドミラー修理は可能?対応店舗とその特徴
オートバックスでのサイドミラー修理の可否と対応店舗の特徴
オートバックスでは、店舗によってサイドミラーの修理に対応しているかどうかが異なります。
結論から言えば、一部の車検・整備対応店舗ではサイドミラー修理が可能です。
特に「オートバックス車検指定工場」や「スーパーオートバックス」など、整備士の常駐している大型店舗は、ミラーの破損・交換などにも対応しているケースが多く見られます。
ただし、すべてのオートバックスで修理できるわけではないため、事前に各店舗へ確認が必要です。
公式サイトの店舗検索機能で「車検・整備対応店舗」として掲載されているか、または電話やWeb予約フォームで「サイドミラーの修理対応可否」を問い合わせるのが確実です。
また、ミラーの損傷内容によって対応が分かれます。
たとえば「カバーが割れた」「ミラーが外れた」程度であれば部品の在庫があれば即日対応できる可能性もありますが、「格納モーターが故障している」「配線が切れている」といった電装系のトラブルになると、部品取り寄せが必要になるケースもあります。
整備・修理工場併設店舗の見分け方と確認方法
整備対応が可能な店舗を見極めるポイントは、公式サイト上の「サービス内容」に「車検」「整備」「部品交換」などの記載があるかどうかです。
加えて、「指定工場」や「認証工場」として登録されているかも重要です。
これらの表示がある場合、国家整備士が在籍しており、ある程度高度な修理までカバーしていることがわかります。
電話問い合わせ時に「サイドミラーが破損しているが修理・交換は可能か」「車種は○○、年式は○○」と伝えることで、在庫の有無や作業可能日程も教えてもらえます。
また、Web予約システムでは「整備・修理」の項目を選び、フリー入力欄にミラー修理の旨を記入することで、後ほどスタッフから連絡が来るようになっています。
オートバックスで修理できるサイドミラーの種類と対応範囲
オートバックスで対応できるサイドミラー修理の主な内容は以下の通りです:
ミラー本体の脱落や破損による交換
カバーの割れ・ひびの補修または交換
電動格納・ヒーター付きミラーの不具合対応(※一部店舗)
配線やスイッチ系のチェックと交換
ただし、輸入車や特殊装備のある車両(自動運転支援センサー内蔵など)に関しては対応外の場合もあります。
その場合はディーラーや専門の整備工場を案内されることがあります。
国産車の標準的なサイドミラーであれば、多くのケースで対応可能ですが、車種やグレードによる部品の在庫状況にも左右されるため、事前確認は必須です。
オートバックスでのサイドミラー修理費用と所要時間の目安
損傷箇所別の修理費用相場(カバー・ミラー・モーター)
サイドミラーの修理費用は、損傷の内容によって大きく変わります。
以下は一般的なオートバックスでの修理費用の目安です。
ミラーガラスのみ交換:3,000〜8,000円程度(パーツ代込み)
カバーのみ破損(塗装なし):5,000〜10,000円程度
電動格納モーターの不具合修理:10,000〜25,000円程度
アッセンブリ交換(全体のユニット交換):15,000〜40,000円程度
部品代は車種や年式によって異なり、トヨタ・日産・ホンダなどの国産車は比較的安価で済むことが多いですが、スバルの一部車種や輸入車は部品代が高額になる傾向があります。
また、オートバックスで取り扱っているのは基本的に純正部品かリビルト品であり、社外品に対応していない店舗もあります。
修理にかかる時間の目安と部品取り寄せ時の対応
サイドミラーの修理作業は、作業内容によって異なりますが、最短で30分〜1時間ほどで完了するケースもあります。
たとえば、カバーの交換やガラスのみの交換であれば、在庫がある場合に限り当日対応が可能です。
しかし、電動格納タイプのモーター交換やアッセンブリ交換となると、部品取り寄せに数日を要する場合があり、修理までに2〜5日かかることも珍しくありません。
そのため、まずは診断を受けてから、必要な部品を手配し、後日再来店という流れになることも多いです。
なお、部品取り寄せの際は先に概算の見積もりをもらい、取り寄せ後にキャンセルが可能かも確認しておくと安心です。
中には返品不可のケースもありますので、トラブルを防ぐための確認は重要です。
新品・中古・リビルト品の選択肢と費用比較
オートバックスでは、基本的には新品部品の取り寄せ対応が主流ですが、場合によっては「リビルト品(再生部品)」を提案されることもあります。
特に年式の古い車や、すでにメーカーでの部品供給が終了している車種では、コストを抑える手段としてリビルト品が選ばれることがあります。
また、一部の整備対応店舗では「中古パーツ(リユース品)」の在庫があることも。
中古品は価格が新品の半額以下になる場合もありますが、保証がつかないことも多いため、価格だけでなく保証条件を比較して選ぶのがポイントです。
オートバックスでのサイドミラー修理のメリットとデメリット
オートバックスで修理する際のメリット(利便性・価格など)
オートバックスでサイドミラーを修理する最大のメリットは、全国展開による利便性の高さです。
主要都市から地方まで幅広く店舗が存在し、急なトラブルでも比較的スムーズに対応してもらえるのが魅力です。
特に「スーパーオートバックス」など整備に特化した店舗では、国家整備士が常駐しており、専門的な作業にも安心して任せることができます。
また、価格の透明性も大きなポイントです。
ディーラー修理と比較して、部品代や工賃が割安になるケースが多く、リビルト品の選択肢があることでさらに費用を抑えることも可能です。
さらに、無料見積もりや相談だけでも対応してくれる店舗が多いため、「とりあえず相談してみたい」という方にも利用しやすい環境が整っています。
加えて、ポイント還元やキャンペーンなども定期的に開催されており、Vポイントや独自の会員特典を活用することでお得に修理できる可能性もあります。
オートバックスでの修理のデメリットと注意点
一方で、オートバックスでの修理にはいくつかのデメリットも存在します。
まず、店舗ごとの対応範囲に差がある点が最大のネックです。
すべての店舗で高度な修理に対応しているわけではなく、簡単な交換作業までしか受け付けていないこともあります。
特に電動格納ミラーやセンサー付きミラーなど、構造が複雑なパーツについては「対応不可」と言われる可能性もあります。
また、部品在庫がない場合は取り寄せ対応になり、時間がかかることもデメリットの一つです。
急いで修理したい場合には、即日対応が難しくなる可能性があるため、事前確認が重要です。
さらに、ディーラーのように車種専用に特化しているわけではないため、一部の特殊車両や輸入車では断られるケースも。
そのため、オートバックスを利用する際は、必ず自分の車種が対応可能かを確認しておく必要があります。
他の修理業者との比較(ディーラー・整備工場・カー用品店)
オートバックスと他の修理業者を比較すると、次のような違いがあります。
ディーラー:純正部品・専門知識が豊富で安心感があるが、費用が高め
整備工場(民間):技術は高いが、店舗によって対応のばらつきが大きい
カー用品店(イエローハット等):価格は安めだが、修理対応範囲が限られる
オートバックスは、価格と対応範囲のバランスが取れた“中間的な選択肢”として非常に優秀です。
特に国産の一般的な車種であれば、品質・価格・スピードの面で満足度が高い修理が期待できます。
サイドミラーの修理を依頼する際の注意点とポイント
修理前に確認すべきポイント(保証・保険適用など)
サイドミラーの修理をオートバックスで依頼する際、まず最初に確認すべきは「保証の有無」と「自動車保険の適用可否」です。
多くの車両にはメーカー保証があり、納車から数年以内であれば無償修理対象になることもあります。
ただし、ディーラー以外での修理を行うと保証対象外になる可能性もあるため、保証期間中の車であれば、事前にディーラーへ確認するのが無難です。
また、交通事故や接触などでミラーが破損した場合は、車両保険や対物保険が適用される可能性もあります。
等級の影響や免責金額との兼ね合いを考慮しつつ、保険会社への相談も忘れずに行いましょう。
オートバックスの一部店舗では、保険修理に関する手続きのサポートも行っています。
見積もり取得時の注意点と比較の重要性
修理費用に関しては、必ず事前に見積もりを取得することが重要です。
サイドミラーの損傷内容によっては数千円から数万円と大きく価格差が出るため、予算に応じた修理方針を明確にするためにも、無料見積もりサービスを利用しましょう。
また、複数の店舗に問い合わせる「相見積もり」も有効です。
たとえば、オートバックスとディーラー、地元の整備工場の3箇所から見積もりを取り、価格・対応スピード・部品の種類(新品かリビルトか)を比較することで、より納得のいく修理選択ができます。
見積もり時には以下の点を必ず確認しましょう:
作業工賃と部品代の内訳
修理完了までの日数
キャンセル時の手数料や取り寄せパーツの扱い
修理後の保証内容とアフターサービスの確認方法
修理後の保証やアフターケアも見逃せないポイントです。
オートバックスでは、パーツ交換や整備作業に一定期間の「作業保証」をつけている場合があります。
保証内容は店舗ごとに異なるため、修理後に不具合が発生した場合に再調整や再交換が無料になるのかどうかを事前に確認しておくと安心です。
さらに、修理後はミラーの作動確認(格納・展開・ヒーター機能など)をその場でしっかり行うことが大切です。
違和感や異音があった場合には、その場でスタッフに再確認を依頼しましょう。
また、修理後1週間程度は使用状況を観察し、不具合があればすぐに相談できるように領収書や修理明細を保管しておくことも忘れずに。
サイドミラー修理に関するよくある質問(FAQ)
サイドミラー修理に保険は適用されるのか?
サイドミラーの修理には、自動車保険の車両保険や対物賠償保険が適用される場合があります。
たとえば、自分で壁やポールにぶつけて壊したケースでは「車両保険」が、他車にぶつけられた場合は「相手の対物賠償保険」が適用される可能性があります。
ただし、車両保険を使用すると等級が下がり保険料が上がるため、修理費用が数万円程度の場合は「保険を使わないほうが得」なことも少なくありません。
修理費と免責金額(自己負担額)、等級ダウンの影響を総合的に判断する必要があります。
保険を利用するか迷った場合は、まず保険会社に連絡し、概算の影響を聞いてから決断するのが賢明です。
DIYでのサイドミラー修理は可能か?そのリスクと注意点
近年、Amazonや楽天などで社外のサイドミラー部品が手軽に入手できるようになり、DIYでのミラー交換にチャレンジする人も増えています。
ミラーガラスやカバー交換程度であれば、ネットの動画や解説を参考にすれば比較的簡単にできる作業もあります。
しかし、DIYには以下のようなリスクも伴います。
電動格納やウインカー付きミラーは配線作業が必要で難易度が高い
取り付けミスによる脱落・事故リスクがある
社外品が適合しない、色味が違うなどのトラブルが発生する
万が一の際、整備記録が残らず保険適用対象外になることもある
特に、安全装備に直結するミラー構造(車線逸脱警告センサーやカメラ付きなど)が搭載されている車両の場合は、素人の手での交換はおすすめできません。
少しでも不安がある場合は、オートバックスのような整備対応店に依頼するのが安全かつ確実です。
修理後のサイドミラーのメンテナンス方法と長持ちさせるコツは?
サイドミラーは走行中の風圧や振動、悪天候にさらされるため、日頃のメンテナンスが寿命を延ばす鍵となります。
以下のポイントを意識することで、修理後の状態を長持ちさせることが可能です。
定期的に手洗い洗車をして砂やホコリを落とす
電動格納機能は無理に動かさず、スムーズに開閉するか確認
雨の日はミラーに水滴防止フィルムを貼ると視認性も向上
駐車時に壁から距離を取るなど、ぶつけない工夫をする
また、年に1回程度はオートバックスやディーラーで点検時にミラーの動作確認を依頼すると、早期に異常を発見できるため安心です。
小さな不調の段階で対応すれば、部品全体の交換を避けることができ、コストも抑えられます。
記事全体のまとめ
オートバックスでのサイドミラー修理は、一部の整備対応店舗で十分に可能です。
特にミラーガラスやカバーの交換といった軽度の修理であれば、比較的安価かつ短時間で対応してもらえるのが魅力です。
ただし、すべての店舗が高度な修理に対応しているわけではなく、対応範囲や部品在庫、工賃にもバラつきがあります。
そのため、修理を依頼する際は、事前の問い合わせと見積もり取得が非常に重要です。
また、修理には保険が使える場合や、DIYで対応できるケースもありますが、それぞれにリスクや費用面の注意点があるため、状況に応じた選択が必要です。
オートバックスの強みは、利便性と価格のバランスが取れている点。
普段から利用している方にとっては、相談のしやすさも大きなメリットです。
もしサイドミラーの破損に悩んでいるなら、まずは最寄りのオートバックスに問い合わせてみてください。
安全で快適なカーライフの第一歩は、「早めの対応」から始まります。